私たちの街のこと

 「地域まるっと体感宿 玉村屋」が位置するのは、福井県南越前町。古くは北国街道の宿場町として栄えた今庄地区、南条地区や北海道と関西との貿易で財を成した北前船主の居住地であった河野地区があります。

 歴史的に面白い地域でもあるのですが、本当の魅力は「ここでの暮らし」だと考えています。消費中心になってしまった都市圏と比較し、広がる田園風景はまさにものが作られている場所。


春。約50年前に自分たちで植えた桜の樹の下でお花見会をする人々。木は植えてから花を咲かせるまで長い時間がかかります。その長い時をこの地で暮らしてきた人々の知恵は今に伝わる宝物です。


初夏。温暖な地域のイメージが強い「梅」ですが、実は雪国福井県でも栽培されています。ここは樹の上で完熟し、自然に落下したものだけを出荷する梅園。あたり一面に広がるスモモのような香りは数々の料理家たちを魅了し、高級レストランや誰もが知っている製菓会社の商品に練り込まれるなどしています。


夏の風物詩は、盆踊り。県の無形民俗文化財に指定された「上野の盆踊り」だけではなく、各集落で開かれる盆踊り大会は昔から続く地元の人の娯楽でもあり、誇りなのです。


 もうひとつの夏の風物詩は「花ハス」です。根っこがレンコンなら、花は仏花としてお盆の時期に向けて出荷されます。そんな一面にピンクの花が咲き乱れる田んぼでの収穫もお楽しみいただけます。



秋は、山際がオレンジ色に染まる柿の季節。長良柿と呼ばれる渋柿を焚き火の煙で燻し、スモーキーな香りのする干し柿で、日本唯一の燻し製法と言われています。おしゃれなワインにもチーズにも合う、期間限定の味わいです。


冬は、雪景色。「福井は雪が降るからね、大変よ。けど雪が降らんと福井じゃないわな」と地域住民が口を揃えるほど、冬は真っ白な雪景色を楽しむことができます。地域住民にとっては大変な雪かきも、訪れたゲストにとっては楽しい「ジョセサイズ(=除雪&エクササイズ)」



 私たちが住む南越前町の紹介をさせてもらいました。宿や観光サイトによくあるような観光地の紹介ではなく、私たちが魅力的に感じている地域の暮らしをお伝えしました。

 暮らすように旅をするあなたに、ローカルだけど最先端な場所。
そんな「第二の実家・玉村屋」であなたのおかえりを待っています。