米作りから酒造り★僕らの酒造りプロジェクト【開催レポート】

米作りから酒造り
僕らの酒造りプロジェクト
【開催レポート】

日本の伝統的な発酵の技術が詰まった日本酒
そして、日本酒を作るのに欠かせない酒米です。
玉村屋では酒米の田植えと稲刈り、そして酒造り体験の全てを体験できる企画を開催しています。

1.企画のきっかけ

普段の生活の中では、完成した商品を見ることが多くて、それがどのように作られているのか、どんなところで作られているのかを知ることは少なく、ましてや自分の手で最初から最後まで作る機会がほとんどないと感じています。

玉村屋では、リアルな地域として産地やそれを作るに至った生活文化などを大切にしたいと考えており、地域の文化であり、日本の文化でもある「日本酒」に最初から最後まで関わってほしいと考え、今回の企画をしました。

2.今回の協力者

山田農園 山田さん/写真右

山田さんは、農業をしたいと考え、愛知県から移住してこられました。
メインにしているのは「コシヒカリ」
水が豊かな南越前町で栽培された、山田さんの米の印象は「もっちりした米」
5月に植えた酒米を大事に育ててくれました。

北善商店 北村さん/写真左

北村さんは、今庄宿で1716年に創業された酒蔵の10代目。
毎年実施している「杜氏体験」では、酒造り重要作業である「麹造り」も体験させていただくなど、新しい考え方を持ったオーナー杜氏さんです。

今回も、酒米作りからやってみてはどうかと提案をいただきました。

北善商店さんでの杜氏体験はこちらから

3.当日の様子

田んぼが黄金色に染まり始めた10月。
5月にみんなで植えた酒米「山田錦」の穂が実り、収穫の時期がやってきました。

最初に今日まで、大事に育ててくれた山田農園の山田さんから、米の生育状況と稲刈りの方法のレクチャーを受けました。

倒れかけている稲をどちらから、刈った方がいいか等、普段の生活では知りえない情報が満載!

いざ、稲刈り開始!今では、ほとんどの農家さんがコンバイン(稲刈り機)で収穫しているので、手で刈ることは少ないですが、昔の人はこうやって、手作業で毎日毎日、稲刈りしていたことでしょう。

刈り取った稲は、畔(あぜ)や道路にまとめて置いておきます。
マスクをしているのは、不審者ではありません><

稲についた細かいホコリなどが口や鼻に入ってしまうと、痒くなる人もいるから、念のため。

収穫した稲は、運びやすいように束ねます。
束ねるにも稲を使い、昔ながらの方法を体験しました。

最後は、コンバインに通して脱穀。

機械にかけるとあっという間に籾になります。
山田錦は、乾燥させすぎると収穫の際に稲から落ちてしまうので、早めに収穫したため、まだ青い実も残っていました。

田植えの時は、3反分(100m×30m相当)を手で植えて、重労働を味わったのですが、今回は最強な味方コンバイン(稲刈り機)をフル活用するため、人の手で刈るのは端っこの1列のみでしたので、最後まで楽しみながら刈ることができました!

刈り取る前に、わんさか実った山田錦は、コンバインで綺麗に収穫されました。

ここからは、山田さんの手によって乾燥され、精米会社に預けられ、酒米として使うために精米して、酒蔵さんへと戻ってきます。

次回は、1月もしくは2月に自分たちが関わった酒米を使い、酒仕込みをする予定となっています!

4.開催して感じたこと

普段は、日本酒として瓶に入った完成品でしか見たことがない日本酒。
それはそれで美味しいのですが、自分たちが田植えをして収穫をした米が使われたお酒の味は本当に楽しみです。

そして、地域おこし協力隊としての立場から見ると、それぞれの企画では関わっている町内の米農家さんと酒蔵さんが、この企画を通して連携することができたことも大きな意味があると感じています。

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ショー

一般社団法人ぷらすたいむず理事/南越前町地域おこし協力隊 生まれてから大学卒業までを京都で過ごす。20歳の時に自転車で日本一周をしたことをきっかけに「地域」に関心を持ち、旅行会社で地域への送客を、宿泊施設で人の受入を経験し、より地域に入り込んで活動したいと考え、地域おこし協力隊として福井県に赴任。 ミッションは空き家を活用した宿屋の開業。地域素材を活用した「体感プログラム」を開拓、実施中。 協力隊任期終了後は、フリーランスとして、地域活性化サポート、宿屋の運営などを手掛ける予定。