こんにちは!地域まるっと体感宿 玉村屋のナカタニ ショーです。
全国各地で「桜が満開になりました」のニュースが続いています。
春の風物詩ですね。そこで、ふと思ったんです。
日本人はどうしてこんなに桜が好きなのでしょうか??
日本人と桜には歴史的な関係性があるのかなと思いました。
日本の歴史の中で一番最初に桜が出てきたのは、
古事記に書かれている「木花之佐久夜毘売/このはなさくやひめ」で、富士山本宮浅間大社をはじめ、全国の神社に祀られています。
ちなみに、神話では木花之佐久夜毘売の子供の火遠理命(ホオリノミコト/山幸彦)の孫が初代天皇の神武天皇だとされています。
神話に登場したのちに、はっきりと言葉として「桜」が出てくるのは「万葉集」(奈良時代)
とここまで書いていて思いました。これ以上、歴史の話をしていても自分自身が面白くないと笑
なので、時代をすっ飛ばして江戸時代まで進んでみましょう。
江戸時代には桜の歴史で2つの大きなターニングポイントがありました。
一つは、現代にも残る花見の名所が作られたこと
もう一つは、日本の桜の大部分を占めるソメイヨシノが作られたことです。
嵯峨天皇が西暦812年に日本初の桜でのお花見会をしてから、天皇主催などのお花見文化が浸透してきました。江戸時代に入ると後に日本三大夜桜となる上野に吉野から桜が移されてきたのですが、一般公開はされておらず、庶民が見れるところではありませんでした。
そこで、時の将軍徳川吉宗は浅草や飛鳥山に桜を植え、庶民が楽しめるようにしました。
お金がないなら知恵を出そう
この徳川吉宗は画期的な方法で、桜を利用した治水工事を成功させました。江戸を流れていた隅田川は当時、雨で水かさが増し、農業に影響を与えてたと言います。しかし、幕府には治水工事をするほどの財力がなかった。そこで考えたのは、川沿いに桜を植えることです。桜を植えることで、地域住民がお花見をするため、桜の木の下に集まります。そうなると、土が固められ堤防のようなものができるわけです。嘘のような話ですが、水害が減ったと言われています。そういうこともあり、川沿いに桜の木が植わっているところも多いのだとか。
ここで、注目すべきは「結果的に治水工事になった」というところ。
「お金がないからできない」→「だったら、人をタダ働き(ボランティア)させればいい」という発想ではなく、「お花見で楽しんでくださいね!」→いつの間にか「治水工事になっている」という、楽しくやってたらできてしまった状態。
玉村屋でも「趣味からハジマル町づくり」の考え方を大切にしており、なにかやりたいことをやっていたら結果的に町を盛り上げていたという流れをこれからも作りたいと思っています。
桜の話を調べていたら、結果的に町づくりの話になってしまいました笑
そんな玉村屋からもほど近いお花見スポット。
有名な場所もいいですが、混雑しています。それよりも、ほぼ独り占めできる、小さなお花見スポットに足を運んでみませんか?
今週が今年最後の桜の見頃かもしれません。
ぜひ私がオススメする桜スポットにも遊びに来てください^^
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