冬の気配が訪れる南越前町今庄宿。古くは宿場町として栄え、今でも面影が残る街道沿いにある酒蔵では、日本酒仕込みが始まります。全国では約1500の蔵があると言われていますが、作業のほとんどが機械化されている大手酒蔵は13蔵程度に過ぎず、その他中小の酒蔵は昔ながらの仕込みをしていると言われています。
地域まるっと体感宿 玉村屋が位置する今庄宿にある4蔵は、大手酒蔵のように、大型機械を使った酒造りではなく、手作りで酒造りをしています。そんな仕込み真っ最中の酒蔵にお邪魔して、日本酒の仕込みをリアルな現場で体験できる企画を作りました。
日本酒の仕込みは酵母を作ることから始まります。その字の通り日本酒の母となる“もと”となります。これを何日かかけ培養し、麹を加え、原酒となる“もろみ”を育てていきます。この工程で“酵母”“麹”そして“もろみ”を成長させていくのが杜氏の仕事で、温度や湿度、米の出来具合など様々な条件が毎年異なるので、マニュアル通りに作ることはできません。このような繊細な作業が必要な時期であるときに、酒蔵に入ることは滅多に許されません。酒蔵さん全面協力により、そんな貴重な体験をしていただくことができます。
体験は1日からできますが、お勧めは4日間の参加。酒仕込みは4日間かけて行うため、酒造りの一部始終を見ることができます。昨年、参加された方からは4日間で香りが変わっていくのを感じたという声をいただくほど、酒造りを体感できるのが魅力です。
神事に欠かせず、日本人の生活に寄り添ってきた日本酒。それが育っていく現場を体験してみませんか?
◆日時
※日によって作業がない場合もあります。作業工程も異なりますので、希望日で必ず体験いただけるとは限りませんので、ご了承ください。
※下記の期間で、ご希望日をお知らせください。
【日程変更】
酒蔵さんの仕込みの都合上、11月と12月の仕込み日が当初掲載していたものから変更になりました。変更後の新しい日付を記載しています。前の日程で予定調整いただいた方は申し訳ございませんが、再度ご確認をお願いします。
<仕込み予定>
2019年
①11月8日(金)~11日(月) *新日程
②11月14日(木)~17日(日) *新日程
③11月20日(水)~23日(土) *新日程
④11月26日(火)~29日(金) *新日程
⑤12月2日(月)~12月5日(木) *新日程
⑥12月8日(日)~11日(水) *新日程
2020年
⑦1月15日(水)~18日(土)⑧1月21日(火)~24日(金)
⑨1月27日(月)~30日(木)
⑩2月2日(日)~2月5日(水)
⑪2月8日(土)~2月11日(火)
⑫2月14日(金)~17日(月)
⑬2月20日(木)~23日(日)
⑭2月26日(水)~2月29日(土)
◆集合・解散場所
JR今庄駅(JR北陸本線)
※京都から最速75分!
◆参加費と報酬
【1日の体験コース】
参加費 2,000円
【2日のしっかり体験コース】
参加費 無料
*別途宿泊費(6,000円~)、食費実費がかかります。
【2泊3日以上の酒蔵お手伝いコース】
時給850円(交通費込)
*2泊3日以上の滞在(仕込み手伝い)で報酬を支払います。
*別途宿泊費(6,000円~)、食費実費がかかります。
*南越前町流動創生創生補助金を活用しますので、南越前町外にお住まいの方が対象の時給となります。町内の方はご相談ください。
*報酬の支払いに必要ですので、印鑑をご準備ください。
◆スケジュール(滞在例)
<1日目>
09:00 JR今庄駅集合
09:15 酒蔵にて仕込み体験
12:00 休憩
13:00 仕込み体験
15:00 終了
<2日目>
~各自、朝食~
8:00 酒蔵へ移動
8:15 仕込み体験
12:00 休憩
13:00 仕込み体験
17:00 JR今庄駅解散
※タイムスケジュールは参考です。日本酒仕込みは生き物を育てる作業となります。状況によってスケジュールが変わりますので、ご了承ください。
◆申込み方法
下記フォームからお申込みください。
https://forms.gle/88c7bDPAYYDivzQZ7
申込み〆切:参加希望日の1週間前 ※先着順
※〆切以降でも参加いただける場合がありますので、ご相談ください。
◆問い合わせ先
地域まるっと体感宿 玉村屋(担当:中谷)
imajo.guesthouse@gmail.com
◆参考情報
・大阪駅 特急:1時間30分、新快速:2時間30分
・京都駅 特急:1時間15分、新快速:2時間
・名古屋駅 特急:2時間10分、新快速:3時間30分
・金沢駅 特急:1時間30分、新快速:2時間30分